2010年11月14日日曜日

廃校を再利用!

少子化が進んで、次々に学校が廃校になる中、廃校になった学校を
様々な形で、再利用されるようになってきてる。

その中でも、もっとも再利用されているのが、体育館施設で、
他にも企業や自治体、農業生産施設、民家としてリフォームされているところもあるという。
都心の一般企業が用いるビルテナントに比べ、家賃はなんと、1/10で済むという。

筆者の地元北九州市では、廃校を再利用した、 『門司港アート村』 がある。
文部科学省ホームページ

廃校をアトリエにするというのも、名案である。
創作意欲が自然と湧いてくるような空間…黒板や木造のテーブル。

一つの集合施設のように、保健室は、薬局、美術室は、アーティストの用いるアトリエ空間、
理科室は、研究施設、図書室は、図書館、体育館では、バザーホールやイベント会場、
その他の教室は、学習塾や講座室に、運動場は、駐車場で、給食室があれば、
ビュッフェレストランなど…
このような テナント構造で、一つの施設が出来るというのも、また夢があり、新しい発想。
また、近年、介護による施設の増設も高まっている。
福祉、介護施設などへの改装がこうした廃校を再利用する狙いに
当てられるのも理想だと筆者は思う。
学校のように広々とした空間では、バリアフリーを実現するにはもってこいではないだろうか?

廃校利用にも、賃貸契約する上での制限もあり、デメリットもあるそうだが、
工夫次第で、個性的な空間を作り上げられそうだ。

そこで今回ご紹介 … >>

台東デザイナーズビレッジ

ここは、台東区小島にある、旧小島小学校を改装して、
2004年4月より、スタートしたファッション分野を中心としたクリエイターの創業支援を行う施設。

台東地区は、もともと雑貨関連産業(靴やバッグ、アクセサリー等)が集中している地域。

そうした特色を持つ環境に立地するこの施設では、ファッション分野を中心として、
様々なデザイナー同士の交流環境の場でもあり、
デザイナーズコラボレーションをも望める、デザイナーにとってとても理想的な空間である。

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